スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年10月02日

89式小銃固定銃床 後部配線化

今回は89式小銃の後部配線化の依頼品です。

所有者より掲載許可をいただきましたので公開したいと思います。



89式は固定銃床モデルながら前配線のAKバッテリー仕様です。
こちらを後部配線、バッテリーストックin加工をします。
ストックに入れるバッテリーはAKタイプのリポです。





まずは通常分解です。

メカボックスを取り出します。



配線はVer2を参考にして引くことができます。


メカボックスの配線加工後はロアフレームの加工となります。

当然ながらロアフレームには後部配線用のルートはありません。
ですのでドリルとヤスリで加工します。

メカボックスの配線穴が左側でしたのでフレームの左側にルートを開けました。


次にストックインナーの加工です。


ネットを拝見すると
内側に穴を開ける方
側面の一部に溝を掘る方

がいらっしゃいましたので溝を掘る方法採用しました。


溝の加工にはグラインダーとヤスリを使用しました。

完成品はこちらです。


あとは通常通りフレームにメカボックスを固定して、ストックインナーを接続します。


また空間が広いのでヒューズをこの空間に入れました。
ヒューズはミニ平型20Aを使用しております。
ミニ平型は小さいのでスペース確保にとても使いやすいので重宝しています。


またこの空間にFETやFCCを入れてる方もいらっしゃいますね。


あとは銃床を着けて完成です。

パッドプレートインナーの裏に少量ながらスペースがありますので
コネクターがきつそうに見えますが特に無理なく入ります。

もしパットが回転開閉できない時は固定ネジを緩めてあげれば開閉位置が少々ズレますので開けることができます。

また今回はミニタミヤコネクターのままですが
ミニTコネクターにしたり
ヒューズの位置を変更することによって
リポ以外の純正バッテリーも入れることが可能になるかもしれません。

以上です。





他人の銃をいじるようになってもう9年ほどですかね。
今回は私のアカウントに直接ご依頼・ご連絡が来て、「信頼してます。」っと大変うれしい言葉をいただきました。
今後も誠心誠意・努力前進・安心安全に銃の整備・調整をしていきたいと思います。

それでは。  

Posted by B・ヤン  at 13:02Comments(0)89式小銃