2019年04月13日
次世代Mk18にDCIGuns製側面吸気ピストンヘッドを組み込みました。
っということで最近人気のDCIGuns製側面吸気ピストンヘッドを
今回は次世代Mk18に組み込みました。

側面吸気ピストンヘッドは「現在」のところ
STD電動ガン用です。
ですがSTDでも高い能力を発揮していたのでこれは次世代M4系に組もうっと思い早速行動
組んだのは先週の4/5ですが・・・
まず次世代のピストンはウエイトの回転防止の為ピストン内前方部分がD形状になっています。
なので通常のSTD電動ガン用ピストンの様にヘッドや軸を固定することができません。
※レトロの次世代M4用ピストンは通常型ピストン同様の内部形状なっておりますのでそのままポン付けできます。
今回は一応次世代M4用って事で買っていたヘビーウェイトピストンヘッドのウエイト/軸を使います。
また使用した真鍮のウエイトは

この部分がピストン内の回転防止部よりも短い為
そのまま使うとスラストベアリングやスプリングの圧縮に影響が出てしまいます。
この短い部分にはD形状に加工したROMスペーサーを追加して使用して対策致しました。
またピストンヘッドの固定には通常より長いネジが必要でしたのでM3×30mmを使用しました。
そして対策した後はDの上に1枚ワッシャーを配置し平らにしました。

なぜワッシャー1枚?っと思うかもしれませんが
スラストベアリングを使用すると後退時に嵩増しされた分がスプリングガイドに干渉し
最大後退位置まで下がることができなくなるためスラストベアリングは今回使用しませんでした。
LayLaxの次世代M4用ピストンヘッドの様なモデルのなら内臓されているので干渉はしません。
追加した場合は当たります。
なので今回スラストは前部ではなくスプリングガイド側にやってもらいます。
また今回は純正ではなくSHSのピストンを使用しています。
丁度あまっていたので
SHSのピストンは2枚目がジャンプ対策で元からありません。
今回使用した物は3枚目を少し削っておきました。

AOEで引き始めの位置と角度が変わるので2枚目の切除は元より
場合によっては3枚目のハーフカットが必要となるのでその為です。
さてAOEですが使ったことが無い方もいらっしゃると思いますので軽く捕捉しておきます。

AOEはピストンとピストンヘッドの間にスペーサーとして挟み
ピストンを後ろへ伸ばし、伸びた分セクターギアの引き始め位置を調整するパーツです。
通常状態ですと一度若干斜め上に向かって力が発生します。

これをまっすぐ後ろに下げやすい位置に調整することによって効率化が可能です。

フレームに黒マジックでマーキングしていますが、AOE1枚でピストンの0つまりスタート位置が変化します。
AOEを使用する場合は先にも書きましたがピストンのラックギアを少々加工しておく必要があります。
加工せずに使おうとすると・・・

こうなります。
2枚目の除去や、3枚目のハーフカット等をお勧めします。
この部分は引き始めの為そこまで負荷がかからないので大丈夫です。
カットしたからと言って油断しないように。
一度干渉がないか観察してましょう
観察後は通常通り組み上げます。
次世代は組み上げ後しっかりピストン・スプリングガイド・リコイルユニットが干渉していないか目視確認しましょう。
干渉してたら動作確認の1発目で干渉して止まります。
その場合は
・ピストン内のワッシャーを外す
・セクターカット
・ピストンラックギアのファイナル除去
・次世代M4系ならストックパイプを1回転ずつ浅くする
などのいずれかの対処が必要になります。
これらは初速調整でスプリングスペーサーや追加でスラストベアリングのみ入れた時もしっかり確認しましょう。
干渉が無ければあとは全て戻して試射します。
組み上げ後のテスト
今回は前回の記録の反省もして10発テストではなく
30発テストにしました。

↓拡大用

30発トータルでの誤差測定では純正の方が少ない結果でしたが
10発1セット単位ではDCIの方が少ない結果になりました。
もはやBB弾の誤差がそのまま反映されてる感じがします。
そしてやはり東京マルイの安定性の高さ
※測定には東京マルイ0.2g5.95mm±0.01mm弾を使用しております。
ですがやはり負圧抑制能力が高く後退速度や抵抗が低い分撃っててもDCIの方が良い感じがしました。
初速の安定化は精度にも影響が出ています。
・前回 ピストン純正 3セット平均140mm

・今回 DCI側面吸気ピストンヘッド+a 3セット平均132mm

ピストン周りに変更があるので「ピストンヘッドのみ」の交換ではないのですが
初速の安定から精度向上も結果として出ました。

この側面吸気ピストンヘッドは色々できて安定しているので良いピストンヘッドです。
また公式の方でも私のTLの返信に、「次世代用は開発予定」っとの事でしたので
首をながーくして楽しみに待ちます。
以上です。
次回は・・・PPSHかな?
それではご拝読ありがとうございました。
今回は次世代Mk18に組み込みました。

側面吸気ピストンヘッドは「現在」のところ
STD電動ガン用です。
ですがSTDでも高い能力を発揮していたのでこれは次世代M4系に組もうっと思い早速行動
組んだのは先週の4/5ですが・・・
まず次世代のピストンはウエイトの回転防止の為ピストン内前方部分がD形状になっています。
なので通常のSTD電動ガン用ピストンの様にヘッドや軸を固定することができません。
※レトロの次世代M4用ピストンは通常型ピストン同様の内部形状なっておりますのでそのままポン付けできます。
今回は一応次世代M4用って事で買っていたヘビーウェイトピストンヘッドのウエイト/軸を使います。
また使用した真鍮のウエイトは

この部分がピストン内の回転防止部よりも短い為
そのまま使うとスラストベアリングやスプリングの圧縮に影響が出てしまいます。
この短い部分にはD形状に加工したROMスペーサーを追加して使用して対策致しました。
またピストンヘッドの固定には通常より長いネジが必要でしたのでM3×30mmを使用しました。
そして対策した後はDの上に1枚ワッシャーを配置し平らにしました。

なぜワッシャー1枚?っと思うかもしれませんが
スラストベアリングを使用すると後退時に嵩増しされた分がスプリングガイドに干渉し
最大後退位置まで下がることができなくなるためスラストベアリングは今回使用しませんでした。
LayLaxの次世代M4用ピストンヘッドの様なモデルのなら内臓されているので干渉はしません。
追加した場合は当たります。
なので今回スラストは前部ではなくスプリングガイド側にやってもらいます。
また今回は純正ではなくSHSのピストンを使用しています。
丁度あまっていたので
SHSのピストンは2枚目がジャンプ対策で元からありません。
今回使用した物は3枚目を少し削っておきました。

AOEで引き始めの位置と角度が変わるので2枚目の切除は元より
場合によっては3枚目のハーフカットが必要となるのでその為です。
さてAOEですが使ったことが無い方もいらっしゃると思いますので軽く捕捉しておきます。

AOEはピストンとピストンヘッドの間にスペーサーとして挟み
ピストンを後ろへ伸ばし、伸びた分セクターギアの引き始め位置を調整するパーツです。
通常状態ですと一度若干斜め上に向かって力が発生します。

これをまっすぐ後ろに下げやすい位置に調整することによって効率化が可能です。

フレームに黒マジックでマーキングしていますが、AOE1枚でピストンの0つまりスタート位置が変化します。
AOEを使用する場合は先にも書きましたがピストンのラックギアを少々加工しておく必要があります。
加工せずに使おうとすると・・・

こうなります。
2枚目の除去や、3枚目のハーフカット等をお勧めします。
この部分は引き始めの為そこまで負荷がかからないので大丈夫です。
カットしたからと言って油断しないように。
一度干渉がないか観察してましょう
観察後は通常通り組み上げます。
次世代は組み上げ後しっかりピストン・スプリングガイド・リコイルユニットが干渉していないか目視確認しましょう。
干渉してたら動作確認の1発目で干渉して止まります。
その場合は
・ピストン内のワッシャーを外す
・セクターカット
・ピストンラックギアのファイナル除去
・次世代M4系ならストックパイプを1回転ずつ浅くする
などのいずれかの対処が必要になります。
これらは初速調整でスプリングスペーサーや追加でスラストベアリングのみ入れた時もしっかり確認しましょう。
干渉が無ければあとは全て戻して試射します。
組み上げ後のテスト
今回は前回の記録の反省もして10発テストではなく
30発テストにしました。

↓拡大用

30発トータルでの誤差測定では純正の方が少ない結果でしたが
10発1セット単位ではDCIの方が少ない結果になりました。
もはやBB弾の誤差がそのまま反映されてる感じがします。
そしてやはり東京マルイの安定性の高さ
※測定には東京マルイ0.2g5.95mm±0.01mm弾を使用しております。
ですがやはり負圧抑制能力が高く後退速度や抵抗が低い分撃っててもDCIの方が良い感じがしました。
初速の安定化は精度にも影響が出ています。
・前回 ピストン純正 3セット平均140mm

・今回 DCI側面吸気ピストンヘッド+a 3セット平均132mm

ピストン周りに変更があるので「ピストンヘッドのみ」の交換ではないのですが
初速の安定から精度向上も結果として出ました。

この側面吸気ピストンヘッドは色々できて安定しているので良いピストンヘッドです。
また公式の方でも私のTLの返信に、「次世代用は開発予定」っとの事でしたので
首をながーくして楽しみに待ちます。
以上です。
次回は・・・PPSHかな?
それではご拝読ありがとうございました。