2019年04月03日
DCIGuns製 側面吸気ピストンヘッドをテストしました。
前回に引き続きましてDCI Guns様の側面吸気ピストンヘッドです。
今回は組込後のテストによる結果です。
予め1つ
今回のテスト結果がすべてではありません。
銃の各種セットアップ、使用BB弾、気温・湿度、マガジンの弾上がり等々によって
数値に変動が起きます。
あくまでも今回行ったテスト内容の結果を報告いたします。
それでは結果です。
今回は知り合いのG&G製ARP556/陽炎2型C改カスタムに組込させていただきました。
テストするにあたっての状況
・プリコック及びモーター設定は変更しない
・バッテリーの状態は同じにする
・ピストンヘッドの交換のみ。他の部分に手は加えない、ベベルギアはG&G純正のまま
・BB弾は東京マルイのベアリング研磨0.2g弾とする
・マガジンは同じものを使用する
・バッテリーはLayLax GIGATECH 7.4v1200mAh25C-35Cを使用
上記の状態で行います。
動作検証で先ずは純正状態
ツイッターに上げた動画をリンクしております。
現在の設定では停止位置は吸気ポートの前側よりちょい後ろです。
次に側面吸気ピストンヘッドです。
驚きました。
G&G純正ヘッドのテスト後バッテリーの再充電忘れてちょっとだけV値が低下してる状態にもかかわらず
側面吸気ヘッドの効果によって後退時のシリンダー内の負圧が
低減され効率後退運動が起き
停止位置が変化しました。
前方が純正状態
後方がDCIです。
この後さらに200発ほど慣らしを行いましたが
更に停止位置が後方に寄りました。リポのC値変動もあると思います。
ですが停止位置の変化は明らかです。
次に初速の変動です。
サムネイルのクリックを推奨
↓↓↓
このテストをしたときに1つ失敗したことがありまして
組込前のテストを10発のみにしてしまった事です。
BB弾の誤差や弾上がりのテンションでも初速は変動する事があるので
今回はG&Gの方が高低差は少なくなっています。
またDCIも高低差が少なく安定しています。
安定した状態で効率良く後退運動ができているのは非常に良いですね。
ちなみにですがG&G ARP556に採用されているピストンヘッドはこちらになります。
かなり特殊な形状となっております。
圧縮時に空気に回転をかけつつ均一に前進させていく感じですね。
※シリンダー内の圧縮/排出工程が見えないのが残念。もし可視化できるなら見たいですね。
重量はヘッド単体で3.82gと軽いです。
さらにこのヘッドはちょっと特殊でして
前後の直径が違います。
G&Gも独自に後退時の負圧対策を考えて採用していたようです。
非常に興味深いですね。
またこのG&GヘッドにはGAW製FRUS-Oリングに変更・装着していたので安定性が向上しいる状態でした。
これがG&G純正Oリングでっとなっていたら結果はきっと違ってきてましたね。
~~まとめ~~
今回は負圧によるピストン運動の抑制軽減を主眼としたDCIの側面吸気ピストンヘッドの効果をはっきり体感することができました。
またG&Gヘッドの能力の高さも同時に再認識できました。
これがマルイや他の海外のヘッドと比べた際
今回の結果よりもはっきり性能差明確にできていたと思います。
また今回のDCI Guns様の側面吸気ピストンヘッドを使用し
効率性向上を行う場合は
AOEアジャストスペーサーを使用し
ピストンラックギアのジャンプ対策及びAOEアジャストスペーサー用加工を
行うことをお勧めいたします。
~~今後のテスト時の対策~~
今後は記事に掲載するような初速の記録計測は10発ではなく倍の30発に増やします。
部の2号君も既にDCIピストンを入手し
既に30発でのテストを行ってもらってます。
彼が記事にするかはわかりませんが彼の記録が公開されましたら是非閲覧していただきたく思います。
以上です。
他にもいろいろテストや検証をしていきたいと思いますが
時間がかかる事がありますので気長にお待ちいただけたらっと思います。
それではまた次回
今回は組込後のテストによる結果です。
予め1つ
今回のテスト結果がすべてではありません。
銃の各種セットアップ、使用BB弾、気温・湿度、マガジンの弾上がり等々によって
数値に変動が起きます。
あくまでも今回行ったテスト内容の結果を報告いたします。
それでは結果です。
今回は知り合いのG&G製ARP556/陽炎2型C改カスタムに組込させていただきました。
テストするにあたっての状況
・プリコック及びモーター設定は変更しない
・バッテリーの状態は同じにする
・ピストンヘッドの交換のみ。他の部分に手は加えない、ベベルギアはG&G純正のまま
・BB弾は東京マルイのベアリング研磨0.2g弾とする
・マガジンは同じものを使用する
・バッテリーはLayLax GIGATECH 7.4v1200mAh25C-35Cを使用
上記の状態で行います。
動作検証で先ずは純正状態
ツイッターに上げた動画をリンクしております。
組み込み前
— ヤン (@byan2007) 2019年4月1日
G&G純正ピストンヘッド pic.twitter.com/q5xyIOZfdS
現在の設定では停止位置は吸気ポートの前側よりちょい後ろです。
次に側面吸気ピストンヘッドです。
— ヤン (@byan2007) 2019年4月1日
驚きました。
G&G純正ヘッドのテスト後バッテリーの再充電忘れてちょっとだけV値が低下してる状態にもかかわらず
側面吸気ヘッドの効果によって後退時のシリンダー内の負圧が
低減され効率後退運動が起き
停止位置が変化しました。
前方が純正状態
後方がDCIです。
この後さらに200発ほど慣らしを行いましたが
更に停止位置が後方に寄りました。リポのC値変動もあると思います。
ですが停止位置の変化は明らかです。
次に初速の変動です。
サムネイルのクリックを推奨
↓↓↓
このテストをしたときに1つ失敗したことがありまして
組込前のテストを10発のみにしてしまった事です。
BB弾の誤差や弾上がりのテンションでも初速は変動する事があるので
今回はG&Gの方が高低差は少なくなっています。
またDCIも高低差が少なく安定しています。
安定した状態で効率良く後退運動ができているのは非常に良いですね。
ちなみにですがG&G ARP556に採用されているピストンヘッドはこちらになります。
かなり特殊な形状となっております。
圧縮時に空気に回転をかけつつ均一に前進させていく感じですね。
※シリンダー内の圧縮/排出工程が見えないのが残念。もし可視化できるなら見たいですね。
重量はヘッド単体で3.82gと軽いです。
さらにこのヘッドはちょっと特殊でして
前後の直径が違います。
G&Gも独自に後退時の負圧対策を考えて採用していたようです。
非常に興味深いですね。
またこのG&GヘッドにはGAW製FRUS-Oリングに変更・装着していたので安定性が向上しいる状態でした。
これがG&G純正Oリングでっとなっていたら結果はきっと違ってきてましたね。
~~まとめ~~
今回は負圧によるピストン運動の抑制軽減を主眼としたDCIの側面吸気ピストンヘッドの効果をはっきり体感することができました。
またG&Gヘッドの能力の高さも同時に再認識できました。
これがマルイや他の海外のヘッドと比べた際
今回の結果よりもはっきり性能差明確にできていたと思います。
また今回のDCI Guns様の側面吸気ピストンヘッドを使用し
効率性向上を行う場合は
AOEアジャストスペーサーを使用し
ピストンラックギアのジャンプ対策及びAOEアジャストスペーサー用加工を
行うことをお勧めいたします。
~~今後のテスト時の対策~~
今後は記事に掲載するような初速の記録計測は10発ではなく倍の30発に増やします。
部の2号君も既にDCIピストンを入手し
既に30発でのテストを行ってもらってます。
彼が記事にするかはわかりませんが彼の記録が公開されましたら是非閲覧していただきたく思います。
以上です。
他にもいろいろテストや検証をしていきたいと思いますが
時間がかかる事がありますので気長にお待ちいただけたらっと思います。
それではまた次回
Posted by B・ヤン
at 00:43
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